オーガニックコットンについて

オーガニックコットンというものがあります。

オーガニックコットンは、オーガニック農産物の生産基準に従い、農薬、肥料の厳格な基準を守って生産されたコットンです。

オーガニックコットン製品は、生産から加工を経て製品となるその全工程で、化学薬品の使用などの環境負荷を最小限に抑え、かつ労働の安全性や児童労働といった社会的規範を守った製品にのみ許される呼び名です。

普通のコットンは、生産の段階で大量の化学肥料と農薬が使われていますが、農薬残留量はとても低く、収穫時点ではオーガニックコットンと違いはそれほどありません。
では、オーガニックコットンを買うメリットは何なんでしょうか。違いは、コットンの生産に伴う環境、社会への配慮です。
生産段階でおおくの化学物質を使う綿花栽培は、労働者の健康を蝕み、健康被害も多いです。また、環境への負荷も気になります。オーガニックコットン製品は、それらを改善する事が出来ます。

地球環境への配慮などは人間のエゴですが、労働者の生活、安全を守るという点ではオーガニック製品は優れた製品だといえます。